令和3年12月22日

今年も残すところあと数日となりました、いまだにコロナの影響で制限も多くありますが、慣れてきたせいでしょうか徐々に違和感もなく日常の生活が送れているきがします。

2年ぶりに懐かしいメンバーと合えたり、小旅行を楽しんだりと自分自身で自粛を念頭に以前の生活リズムを取り戻そうと努力している次第です。

中学生時代の「SLの写真を撮り」がかなり流行っていまして、運動部に在籍していたためなかなか休みもなく夏休みの僅かな休日を利用して1週間ほど東北一周してSLを撮りまくっていたことがあります。今ではかなり貴重な写真もどこかにいってしまい残ったのは、高校時代にとったのは小海線のC56型機の1枚でした。家族が旅行好きだったせいか(近場ですが)しばらくは行けませんでしたが、この10年間でぼちぼち出歩くことが復活できました。

鉄道好きは今も変わりません、最近では関東近郊のちょっと変わった鉄道に足を運んでいます。                                      例えば  JR鶴見線(全長9.7km)ですが、神奈川県川崎市の京浜東北線鶴見駅から東京湾方面に進む路線で本線は鶴見~扇町営業距離は7km、支線が2つありまして大川支線(安善~大川1.0km)と海芝浦支線(浅野~海芝浦1.7km)。

本線では国道15号線(第一京浜)を跨いである駅が「国道(こくどう)」テレビや映画(昭和20年ころを舞台にしたものなど)によく使われています。途中安善・浅野で支線がありますが、その先にある浜川崎駅はすぐ目の前の南武線にも同名の駅名がある珍しい駅です(この駅は東京から全国へ繋がる貨物の拠点の駅でもあります)。終点扇町駅(1~2時間に1本程度)は浅野財閥による埋立地で浅野家の家紋の「扇」にちなんでつけられた名称とのことです。

一方支線に目をむけますと大川支線(1日に3本)は分岐後1駅で終点大川に到着しますが、周りは全て大規模な工場群で通勤専用線で工場以外何もない終着駅です。もう一つの海芝浦支線は新芝浦・海芝浦の2駅でともに東芝の敷地内であり終点の駅は東芝関係者以外は改札を出られない変わった駅で本数も朝夕にあるだけです。ここはなんの云ってもホームが有名で何と海の真上にある絶景の駅でここも国道駅同様ドラマなどにも多く使われる駅です。

わずか9.7kmのJR線ですが、相当考えて乗る電車を決めないと1日では乗りこなせません。都会での超ローカル線です、ご興味ある方は如何でしょうか?

扇町駅のホーム

海芝浦駅とホーム

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まだまだ東京近郊にも変わった鉄道や廃線の遺構などもたくさんありますので、次回にもご紹介したいと思います。

大川駅の先には何もない?